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プログラミング教室「テックアカデミージュニア」が令和7年度大学入学共通テスト新科目「情報」に対応した新コースをリリース

3月31日、小・中・高生を対象としたプログラミング教室「テックアカデミージュニア」を展開するキラメックス株式会社が、今夏をめどに「大学入学共通テスト情報対策コース」を、学習塾など民間の教育事業者向けに提供開始すると発表した。

3月24日、独立行政法人大学入試センターが、令和7年度(2025年1月)から刷新される大学入学共通テストにおいて、プログラミングを含む「情報」を新教科として追加することを発表。

テックアカデミージュニアの「大学入学共通テスト情報対策コース」は、大学入試科目に採用され今後本格化していく「情報」の教育に、いち早く対応しようとする取り組みだ。

テックアカデミージュニアは、ほかにもさまざまなプログラミング教育支援事業を積極的に手掛けている。

「TechAcademyジュニア」による渋谷区立長谷戸小学校でのプログラミング特別授業レポート

大学入学共通テストで「情報」が受験科目に採用されるまで

平成30年3月に告示された高等学校学習指導要領(以下、新学習指導要領)によって、高等学校等では、令和4年度から年次進行で新たな教科・科目が実施される予定で、コンピュータの仕組み、プログラミングなどを教える「情報Ⅰ」も、同年度から必履修科目として採用される。

大学入試センターでは、令和7年度大学入学共通テストから、新学習指導要領で必履修科目となる「情報Ⅰ」の内容を、『情報』として出題する方針を執っている。

令和7年度大学入学共通テストは、普通科、専門学科及び総合学科に共通する各教科のうち、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科を出題の対象とし、それぞれの教科の必履修科目及び選択科目(21科目)の中から出題する予定だ。

「大学入学共通テスト情報対策コース」の概要

テックアカデミージュニアでは「大学入学共通テスト情報対策コース」を、今夏をめどに、学習塾などの民間の教育事業者に提供開始する。

テックアカデミージュニアは、小学1年生〜高校3年生の幅広い学齢に向けて、一貫したプログラミング教育の機会提供をしている。

今後は、プログラミングだけではなく、データサイエンスやアルゴリズムといった、計算理論や情報処理を含むコンピューターサイエンス領域まで教育の幅を広げ、今後の社会に求められる「テクノロジーで問題解決できる人材」の育成を、目標として掲げている。


全国の教育事業者も、新学習指導要領で必修科目となる「情報Ⅰ」に対応するため、さまざまな準備に取り掛かっていると思われる。

今回、テックアカデミージュニアが発表したコースは、今後本格化するプログラミング・コンピュータ関連の教育・指導を行う必要がある教員側にとって参考になる、先行的な事例といえるだろう。

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