Google for Education だから実現できる教育現場の生産性向上~教育におけるクラウド活用最前線

Google for Education だから実現できる教育現場の生産性向上~教育におけるクラウド活用最前線

昨年から続くコロナショックの影響もあり、元の計画より前倒しで進められているGIGAスクール構想。

令和2年度には2,292億円の補正予算額を費やし、教育現場のデジタル端末やネットワーク環境の整備支援が進められている。

児童・生徒には1人1台のデジタル端末が支給され、さまざまなEdTech企業が開発・提供する教育用アプリやサービスが、教育現場で利用される将来は確実に訪れるだろう。

今でも、それらアプリやサービスの多くはクラウドを通して提供されている。

確実に広がる教育分野におけるクラウド活用~AWS「教育×クラウド」のビジョンに迫る

昨年、世界トップのクラウドサービス・プラットフォーム「AWS」の教育分野におけるクラウド活用に関して報じたが、Microsoftや Google なども教育分野への参入を着々と進めている。

今回の記事では、Google の教育用サービス「Google for Education」について紹介したい。

Google Cloud の教育分野における専門パートナーである、イーディーエル株式会社の平塚知真子氏( Google for Education 認定 トレーナー)、真鍋 博美氏と井上 勝氏の3名に、Google for Education の効果的な利用方法を探るため、オンラインインタビューを行った。

イーディーエル株式会社 代表取締役 平塚知真子氏
イーディーエル株式会社 アドバイザリーボード 井上 勝氏
『Smart Educators’ 通信』(季刊)編集長 真鍋 博美氏

3名は、『今すぐ使える!Google for Education~授業・校務で使える活用のコツと実践ガイド』の著者でもあり、教育現場における Google アプリ活用方法のエキスパートたちだ。

教育現場で活用できる Google アプリの特長や活用事例についてヒアリングできたので、その模様をお伝えしたい。

Google for Educationの特徴や概要

―――まず、Google for Education の特徴や概要について教えてください。

平塚:
Google for Education とは、Googleの教育現場向けサービスの総称です。

サービスは、学習用端末である「Chromebook」と学習ツール・アプリの「 Google Workspace for Education(旧G Suite for Education)」を利用して提供されます。

児童・生徒が使用する端末やアプリは、「Chrome Education Upgrade」と呼ばれる管理コンソール機能でクラウドから一括管理できるのも特徴です。

『今すぐ使える!Google for Education』p.16より抜粋(※)
  • ※G Suite for Education は2021年2月にサービス内容を拡充し、 Google Workspace for Education と改称されました。
    https://edu.google.com/

Gmail や Google ドキュメント、Google スプレッドシートなど、Google アプリは無料アカウントでも使用できますが、Google for Education を導入すれば、Chrome Education Upgrade を通じて、学校や自治体のユーザー全体を一括管理しながら利用できます。
学校にも馴染み深いWord・Excelに似た「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」、児童・生徒に手軽にアンケートの配信・集計ができる「Google フォーム」など、教育現場で使える Google アプリは約20種類もあります。

それらアプリを目的に応じて、組み合わせて授業や校務で使用できます。

また、一般的にアプリは1つの目的に特化して1アプリが開発されます。そのため、異なる会社で開発されたアプリを組み合わせて利用することが多くなるのですが、Google のアプリはすべてGoogle が1社で開発しています。
つまり、 Google のアプリ同士なら組み合わせながらのデータ連携を、かんたんに、安全にできるので、あらゆる作業時間の短縮をはじめとしたさまざまな効果を見込めます。

これはユーザにとって、とても大きなメリットといえます。

アプリ同士を連携させた活用方法の詳細については、『今すぐ使える!Google for Education』でも紹介しています。

そして、GIGAスクール構想もあり、 Chromebook の導入率は高まっているため、今後はさらに教育現場における Google for Education の存在感が高まってくると思われます(※)。


※編集注:
公立小中学校1人1台環境でChrome OSがトップシェア「GIGAスクール構想実現に向けたICT環境整備調査」(出典:MM総研)
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=475
MM総研が実施した、2021年2月時点、国内1,478自治体の小・中学校、特別支援学校を対象にしたICT環境整備状況の市場調査では、児童・生徒、教師用に調達された端末総数は748万7402台に上り、OS別では  Google Chrome OS が327万8110台で最多、43.8%ものシェアを獲得した。


アンケート用紙24,000枚の集計作業がゼロに、作業コストを激減させる Google アプリ

―――Google アプリの使用例をご紹介いただけますか?また、それらアプリは、学校の業務にどのような効果をもたらすのでしょうか?

平塚:
学校現場で導入されて「これは便利」と教師の方々に最も実感していただけるアプリは「 Google フォーム 」でしょう。

Google フォーム ( https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

アンケート配信、小テスト実施などをかんたんに行うことができ、自動集計までしてくれるアプリで、劇的に業務を効率化してくれるアプリです。

井上:
Google フォーム による校務効率化の例として、私が関わっている学校の事例をご紹介します。

この学校では、定期的に「授業評価アンケート」や「学校評価アンケート」などを実施しています。

Google for Education を導入する前は、このようなアンケートを実施する際は、専用のアンケート用紙を1枚約10円のコストをかけて作成・発注し、アンケート用紙の回収後は1枚1枚をスキャナーで読み込んで集計していました。

たとえば「授業評価アンケート」では、1度のアンケート実施で、高校では約2,100人の生徒に対して19,000枚以上、中学校では約600人の生徒に対して4,000枚以上と、トータルで24,000枚近くものアンケート用紙を使用していました。

そして回収したアンケート用紙をスキャンして集計する作業には、数日を要していました。

このような膨大なコストが発生していた作業を、Google フォーム なら、アンケートのひな形を作成して一瞬で配信、生徒が自分の端末で回答してくれれば、アンケートの配信~集計までの作業を、自動で済ませることができます。

さらに Google スプレッドシート と連携すれば、集計したデータの詳細な確認や分析までできます。

かつて紙のアンケートで費やしていた作業時間のコスト、印刷コストが、Google フォーム によって劇的に削減できました。

また、Google フォーム は「授業評価アンケート」のように大規模なアンケートだけではなく、授業内容の振り返りとして毎時間の授業後に実施する小アンケートや小テストにも気軽に利用できます。

ほかには、「 Google Classroom 」は、教育現場の教師、児童・生徒のコミュニケーションを円滑にしてくれるアプリです。

Google Classroom ( https://edu.google.com/intl/ja/products/classroom/

Google Classroom では、学校、学年、学級単位だけでなく、クラブ活動や委員会といった少人数の規模でも「クラス」を作り、そのクラス内のメンバーで、オンラインでコミュニケーションできます。

特定のクラス内の生徒全員に、教師側が連絡事項を伝えたり、課題を配信したりするだけでなく、生徒側からも情報を発信できます。

平塚:
Google アプリを効果的に活用することで大きな時短効果が期待できますが、教師の方々が「自分の業務のどんな場面で役立つのかイメージできない」ままだと、うまくいきません。成功の秘訣は、教師が「なんの目的でアプリを活用するのかハッキリとわかっている」こと。

活用を促進するために Google は「 Google 認定教育者」という、教育者向けの資格試験を展開しています。

当社はこの資格試験の取扱認定パートナーであり、合格対策講座も2日間の集中オンラインセミナーにて提供しています。

イーディーエル株式会社が展開するトレーニングの様子( https://www.edl.co.jp/services

『今すぐ使える! Google for Education 』でも、アプリの単純な操作方法ではなく、アプリの有効な利用方法・利用シーンを取り上げて「どんなシーンで Google アプリが活用できるのか」をイメージしやすくなるよう意識して解説しました。

当社では、自分から積極的にICTツールを使いこなそうとされる方には、Google に限らずMicrosoftなど他の教育用アプリやサービスでも、その方が使いやすいアプリやサービスを利用されることを推奨しています。

ただ、Google Workspace for Education はすべてのアプリ、機能がクラウドで提供されているので、もっとも導入がかんたんでセキュリティも高いです。

そのため、当社では Google アプリ利用のサポート・支援を重視しています。

思い返せば、昨年の1~2月ごろは、当社でサポートに学校へ伺った際、 Chromebook という端末があることさえ知らない方をお見かけすることも珍しくない状況でした。

しかし、コロナショックやGIGAスクール構想の影響もあり、この1年間で、学校や自治体の Chromebook や Google アプリの認知度は確実に上がり、皆様のICT化への対応に取り組む意識が本当に変わったと感じています。

Google for Education を導入して得られる、教師側のメリットは?

―――Google for Education を導入することによって、学校や自治体、教育現場の教師にはどんなメリットや影響があるのでしょうか?

井上:
教師の方々にとって1番大きなメリットは、端末の管理の手間が大幅に削減されることです。

シンプルなクラウド管理コンソールである「Chrome Education Upgrade」を使うことによって、児童・生徒の Chromebook 1台1台の設定を細かに制御できます。

たとえば、

  • 検索結果から不適切なコンテンツを除外する機能を有効化する。
  • 児童・生徒が端末を紛失した場合、その端末の電源がオンになっていても使用できなくなるよう無効化する。
  • 学校側で児童・生徒に使用させたいアプリを強制的にすべての端末にインストールさせたり、使用させたくないアプリはブロックしたりする。

…といった設定を、何百台、何千台の Chromebook に対して一斉に施すことができます。

しかも Chromebook の場合は、OSのアップデートは自動で行われるので、ユーザー側で意識する必要がありません。

学校側も、端末にセキュリティ対策の設定を施す手間が軽減されます。

端末と、児童・生徒の端末の利用状況を管理したい学校・教師側からすれば、Google for Education による端末管理時間の短縮は大きなメリットだと考えています。

平塚:
なぜそれが実現できるのか?という理由の1つに、Chromebook では端末上のデータやアプリをすべてクラウドで管理してることが挙げられます。

児童・生徒が使用する Chromebook は、インターネットを経由して、サーバー側で設定された環境を使用することになります。一般的なWindowsやMacなどのPCのように、ローカルディスク内にファイルを保存したり、アプリをインストールしたりしているわけではありません。そのため、”ゼロタッチエンロールメント”が実現するのです。

しかも Google の良いところはデバイスフリー。つまりインターネットに接続してアカウントにログインさえすれば、自分のスマホ、パソコンからはもちろん、ホテルのロビーなどに設置してあるパソコンからでさえ、自分のデータにアクセスできます。OSはWindows、Mac、iPadOS、iOS、Androidのいずれにも対応しています。

いつでもどこでも、必要な人へ、必要なデータを送信して同期することだってすぐにできます。

クラウドからアプリやサービスが提供されることにより享受できる時短効果は、授業でも校務でも、あらゆる場面で活きてきます。

Google for Education は、教育現場へ確実に生産性向上をもたらしてくれるソリューションなのです。

―――「児童・生徒が端末を紛失した場合、その端末の電源がオンになっていても使用できなくなるよう無効化する」というメリットの一例を挙げられましたが、学校や自治体で Google for Education を利用する際、参考にできる、よくあるトラブル対応をまとめた資料やドキュメントなどはあるのでしょうか?

真鍋:
Google は、学校向けに「学校外における1人1台端末の安心・安全な活用に向けて」という、Chromebook の紛失・故障、不適切サイトへの接続防止などを呼びかける情報を公開しています。

よくあるトラブル回避や使用上の注意などに関する情報は、GIGAスクール構想が本格化してきてから、Google からも積極的に学校や教員委員会に向けて情報を発信するようになっています。ぜひ Google で検索してみてください。

それから Google アプリはアップデートが早いので、Google のサポートページでも、困った際の対処方法を随時更新しているので、参考になります。

Google for Education を導入している各学校、各自治体が、独自でGoogle for Education を取り扱う際の手引きなどを策定しているのをよくお見かけします。事前にある程度のルールを決め、導入後も必要な情報を更新し、共有しておくと、組織内でスムーズに安心して活用できるようです。

Google Earth Timelapse、Google ドライブ のOCR機能…、Google for Education の具体的な利用シーン

―――具体的に、教育現場のどんな場面で、Google for Education は利用できるのでしょうか?

井上:
『今すぐ使える!Google for Education』第5章では、「活用のポイント」として、具体的な利用シーンを数多くまとめています。

その一部を紹介すると、たとえば、「活用ポイント8」(書籍:p.178)では、社会科の授業で活用できる「Google Earth」の利用例を紹介しています。
Google Earthでは、特定地点の過去の年を遡って表示できる「Timelapse」という機能があります。

この機能を利用して、過去オリンピックが開催された都市で、オリンピックのために作られた施設が現在も有効活用されているか?もしくは廃墟となってるのか?を閲覧して、社会科の環境問題に関連する授業に利用することができます。

「活用ポイント12」(書籍:p.182)で解説した「Google ドライブ のOCR機能」も、授業やテストで配布する教材や資料制作の際には、非常に役に立ちます。
Google ドライブ には、新聞記事など、紙の資料を自分のスマホで写真を撮ってドライブへアップさえすれば、テキストを抽出して文字起こしをしてくれる機能が備わっています。
この機能を利用すれば、教材や試験問題の作成時間を大幅に短縮できます。

「活用ポイント13」(書籍:p.184)では、Googleの共有ドライブを利用した、学校内での教材データ共有の簡便化について紹介しています。

正直申し上げて、Google アプリを活用して得られる時間・作業コスト削減の効果を鑑みると、Google アプリを授業に取り入れることができる教師とそうでない教師との間には、授業の質にかなりの差が生じて、生徒に与える影響も大きな差が生じる、と考えています。

Google for Education の情報交換コミュニティ「Google 教育者グループ(GEG)」

井上:
Google アプリは多種多様で、教育現場において利用できる場面はたくさんありますが、機能が多すぎて十分に使いこなせていない、と感じる方もいると思います。

Google は、そんな悩みを抱える教師のために、他校の教師たちと Google アプリの利用方法について情報交換ができるコニュニティも用意しています。

「活用ポイント16」(書籍:p.188)でも紹介している「Google 教育者グループ」(GEG:Google Educator Group)は、Google for Education を積極的に利用しようと呼びかける教師中心のグループで、コニュニティ内ではGoogleアプリの効果的な使い方について勉強できます。

現在は、住んでいる地域を問わないオンラインでの集まりも多く、学校の教師以外の民間企業の方でも、教育関連事業に従事する人であれば誰でも参加できます。

『今すぐ使える!Google for Education』刊行時(2020年10月)には、34団体ほど発足していましたが、現在(2021年2月)は43団体が発足しています。

Google for Education の導入サポート・支援制度

―――御社、イーディーエル株式会社のサポート事業も含めて、学校や教育委員会が利用できるGoogle for Education の導入サポート・支援制度についてご教示ください。

平塚:
Chromebook を採用された自治体の皆様には、Google から「Kickstart Program」という、最大6時間までの研修がプレゼントされます。

Kickstart Programでは、当社もパートナーなのでご指名いただければ講師を派遣してトレーニングに伺っています。

前述しました当社の「Google 認定トレーナー」の合格に向けたオリジナルセミナーは、オンラインでも配信しています。

当社では他には、毎月 Google for Education 導入校や自治体を取材して、年4回、『Smart Educators’ (スマートエデュケーターズ)通信』という季刊誌でレポートしています。

真鍋:
本書でも Google for Education 導入校の事例を5つほど取り上げていますが、すべて『Smart Educators’通信』で取材した事例です。

当社のセミナーを受講される学校や教師の方々に、お伝えしたいことを1回だけの研修ですべて説明するのは難しいです。 Google for Education を使うことをより具体的にイメージできるよう、『Smart Educators’ 通信』では、先進的に活用をしている学校の事例や、Google の最新情報を掲載しております。

当社のセミナーや発信した情報で、全国津々浦々の先生方が Google アプリを活用して、授業をはじめとした学びの改革、そして教師の働き方改革ができればと願っています。

『Smart Educators’通信』は過去10タイトル、取材した学校は30校ほどあり、当社としてもこの季刊誌を刊行することによって、現場の教師の方々がICTツールの活用についてどんなことを考え、悩みを抱えているのか把握するのに役立っています。

Google for Education を導入する際、心掛けるべき意識

―――最後に、これから Google for Education を導入しようと考えている学校や自治体、教師に向けたアドバイスがあればご教示ください。

平塚:
Googleには「Fail Bell」という、何か失敗をするとベルを鳴らしてお祝いする、といった文化があります。

コロナショックやGIGAスクール構想などによって、教育現場は激変しました。

新しいことにチャレンジする姿勢が、これまでよりさらに重要な時代を迎えたと考えています。

これまでの教育現場において、何か新しい取り組みは、事前準備をしっかりして失敗をさけるよう完璧な状態にしてから取り組み始める、そのような姿勢や考え方が主流だったかもしれません。

しかし、今、教育現場に普及し始めている新しいICTツールの利用は、誰もが初めて経験することなので、最初から成功するはずなどないのです。

現場の教師の方々が、対面・集合の授業形式、紙を中心にした教材や資料制作など、これまで慣れ親しんだ教育手法をICT中心の手法に切り替える必要があり、ネットワークの不調やデジタルツールの操作にも対応しながら戸惑いを感じてしまう気持ちはわかりますが、これからの時代はわからないことに対して悩むこと自体がナンセンスです。

だから1番お伝えしたいことは、失敗を恐れず、とにかく手を動かすことが大事ということです。

コロナショックにより、かつての常識は通用しなくなった、すごく大変な時代ですが、Google という最先端のテクノロジーを活用して、新しい学びを得られることにワクワクしてもらいたいと考えています。

―――本日はありがとうございました。

Google だから実現できる教育現場の生産性向上

以上、平塚知真子氏、真鍋 博美氏、井上 勝氏3名のインタビューの模様をお伝えした。

今回紹介した Google for Education は、一般的に使われている Google アプリとまったく同じものが、より安全に利用できるので、これまで教育の現場では Google アプリを使用したことがない人でも、どんなアプリがあるのかについては、想像してもらいやすいと思われる。

しかし、インタビュー中、平塚氏も説明していたが、クラウドで提供されている Google アプリの特徴を活かしながらどうやって自分の業務改善や学習改善につながるのか、まだまだ十分にイメージできていない人も多いのではないか。

また、児童・生徒1人1台のデジタル端末配布も始まったばかりであり、情報モラルも含めて、運用・管理面で今後、さまざまなトラブルが起きてしまうことも予想される。

当記事で紹介した『今すぐ使える!Google for Education』や Google が公開している教育向けの情報を参考にしながら、現場の業務効率化、そしてICT化促進につなげていってもらえれば幸いである。

今すぐ使える! Google for Education ~授業・校務で使える活用のコツと実践ガイド
イーディーエル株式会社(著)(技術評論社)
全国の小中学校への1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する「GIGAスクール構想」。新型コロナウイルス対策での休校という事態を受けて、学校現場ではその推進が急務となりました。そこでいま注目されているひとつが、Googleが教育機関に提供する「Google for Education」です。
本書は、「なぜ今、1人1台必要なのか? 今の授業でもよいんじゃないの? 」「管理・運営するのにどのくらいの手間と時間、知識が必要なの? 」「教育ICTで、授業や校務の何が、どう変わるの? 」という疑問への答えを丁寧かつ具体的に解き明かしていきます。
授業や校務での「現在のお悩み、お困りごと」をスバリ、Google for Education が「実際にどう解決するのか」という具体例を示し、活用ノウハウや実践例を紹介します。にわかに必須となったオンライン学習をどう成功させるかという提案も活用のヒントになることでしょう。時代の節目だからこそ必要な、教職員同士の「主体的で対話的な」コミュニケーションを支える方法について知ることで、生産性も劇的に向上します。G Suite for Education の導入や設定、管理運用のために知っておくべきことも述べました。
ぜひ実際に使ってみて、「こう使えばよいのか! 」と発見し、習得してください。また、実際にGoogle for Educationを活用している学校での事例も紹介しています。児童生徒がどう変わっていったか、校務がどんなに効率化したか、現場の先生方のお話は活用のヒントが満載です。 ご購入はこちら(amazonへ)

(Visited 1,465 times, 9 visits today)

Related Post

Other Articles by 酒井啓悟

自治体・学校がEdTech教材導入時に意識すべき課題とは?「すららネット」による課題検証レポート

2020年度に急ピッチで推進されたGIGAスクール構想により、教育機関におけるICT環境が劇的に改善…

プログラミング教室「テックアカデミージュニア」が令和7年度大学入学共通テスト新科目「情報」に対応した新コースをリリース

3月31日、小・中・高生を対象としたプログラミング教室「テックアカデミージュニア」を展開するキラメッ…